店舗デザインのコンセプト
水信さんとは、15年ほど前に小売の店舗の店作りをお手伝いしてからのおつきあいです。
横浜の老舗で100年の歴史があるというのは、それだけの信用があって続いてきた証。その時のブランディングには、CIに古い家紋と新しいシンボルマークの両方を使いました。
今回の店舗も、テーマは懐かしさと新しさが融合したデザイン。100年の老舗というブランドを形にした、子どもからお年寄りまで三世代が楽しめる空間でした。
この店は、いわば現代に創るクラシックと考えています。僕は「ポスト・クラシック」と言ってますが、今ある技術と素材で創り上げたクラシックということです。
豊かな時間の流れる空間で、老舗ならではの最高の果物を使ったメニューを提供するのが、このお店の特徴です。親子三代が来て、ちょっとおいしいパフェを食べたりして、それが子どもたちの贅沢な豊かな思い出になる。そんな記憶に残るような空間、デザインになっています。